2021年10月10日に淡路島でマラソン、走ってきました。
「第3回ハイブリッドマラソン in 淡路島」です。
けっこう過酷なマラソンでした。
ここ数年は1年に2回ぐらいマラソンを走っていたのですが、コロナ禍のためにマラソン大会自体がほとんど開催されなくなって、2年ほどマラソンできてませんでした。
最近ようやくマラソン大会が開かれるようになってきたみたいで、ちょっと気が向いて調べてみたら、この大会が見つかったので、さっそくエントリーしました。
約2年ぶりのマラソンだったのでどこまで走れるか、事前には全くわかりませんでした。このマラソンは9時から17時までの8時間で完走すればOKだったので、さすがに8時間あれば完走はできるだろうと思ってはいました。
このマラソンはこれまで私が参加してきたマラソン大会とは、ずいぶん様子が違っていて、いつスタートするのも自由。どこを走るのも自由でした。スマホのアプリで走った場所と走った距離を記録して、それをゴールした時に見せたらいいということでした。
私は 9:03 にスタートしました。スタート地点は兵庫県立淡路夢舞台国際会議場でした。受付の際に地図を渡されて、いちおう1周約 20km の推奨コースが設定されていたので、そこを走ってみることにしました。参加者は全部で80名ほどだったそうで、いつスタートしてもいいので、同時にスタートした人は誰もおらず、スタート時点から、一人ぼっちで走ることとなりました。マラソン中、他の参加者に、追い越されたり、すれ違ったりすることは何回かはあったのですが、ほぼ完全に終始一人で走っていました。いつもにはない、不思議な感覚でした。
地図のとおりに走っているつもりだったのですが、曲がるところを間違えて、約 3km 走って、スタート地点に戻ってきました。
これまでに参加したマラソン大会では、コースの途中にところどころで給水のポイントがあって、そこで水やスポーツドリンクが飲めたり、チョコとかバナナとかが食べられたりしたのですが、今回の大会では給水ポイントがスタート地点にしかないということが、この時にスタッフに聞いてわかりました。この日はけっこう暑かったので、この状況はかなりきつい、厳しいと思いました。
気を取り直して、残りの 39km を走り始めました。大会推奨のコースは、淡路島真ん中の縦の山脈の山を上り切って下りてくるようなコースだったので、かなりの高度差のある、大変なコースと想像できました。どこを走るのも自由なので、高低差のほとんどない、海沿いの道を走っていくことにしました。海沿いを約 20km どんどん走って、そこで折り返して帰ってくることにしました。
(google のストリートビューより。実際に走った道です。こんなふうに明石海峡大橋が見えました。)
淡路島は、東海岸では時々コンビニがあるのですが、西海岸にはほとんどコンビニはないようです。
今日は、いつもはないことなのですが、妻が初めて応援に来てくれていました。妻が時々車で走ってきて、車に積んであった飲み物などを渡してくれました。普通のマラソン大会ではコースの中に一般の車両は入ってこれないので、今回の大会は良かったです。車で走ってくる妻に補給をしてもらえたわけなので。
(西海岸です。)
途中で給水ポイントがなくコンビニもないので、食べるものも飲むものもリュックに入れて走る必要がありました。この日はかなり暑かったので、途中で水分を2リットル以上飲んだと思います。それだけのものをリュックに入れて走っていたわけです。
(小さくてわかりにくいのですが走っているところです。とてもいい天気でした。)
2年ぶりのマラソンだったためか、下肢筋肉の持久力がかなり落ちていて、前半途中からかなりバテバテでした。立ち止まって休むことが、けっこう頻繁でした。
休み休み自分のペースで走り続けました。
海沿いの道で、船が見えたり、島が見えたり、対岸の明石〜姫路の景色が見えたりして、気持ちは良かったです。
(google のストリートビューより。こんな道をひたすら走りました。)
16時頃になって、スマホの充電が切れかけました。これは大変。スマホの充電が切れて、データが消えてしまったら、苦労して走ったことが認められなくなって、無になってしまいます。妻に電話をして、来てもらいました。車に携帯用充電用バッテリーが積んであったので、これをリュックに入れて、スマホに充電しながら走りました。なんとかデータは失われませんでした。
制限時間の17時になってもまだ 38km ぐらいの地点でした。もうギブアップしようかなとも思ったのですが、なんとか走り続けました。ゴールが近づいてスマホを見たら走行距離が 42.195km を超えていました。完走です。時刻は 18:06 でした。記録は9時間3分ということになります。ゴールまであと 100m ほど歩いて終了となりました。ほんとは見捨てられても仕方なかったのですが、スタッフさんはまだ待ってくれていて、完走扱いにしてもらって、メダルもいただきました。
(スマホアプリの画面です。走ったところが記録されています。海沿いをずっと走りました。)
(走り終わったあとです。)
約2年ぶりのマラソンではあったのですが、走ったあとの筋肉痛はわりと軽かったです。2年のブランクはあっても、筋肉はまだ残っているということなのでしょう。
今回の記録はいまいちでしたが、また時々マラソンを走ろうと思います。少しずつ、より良い記録になっていけると思います。
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