診療、看護、介護に生かす聖書の人間観(その32)

<成長について(4)>

 〜〜そもそも成長とはどんなことか〜〜
  ●神に対する姿勢、行動

 「成長」について考えてきていますが、そもそも、成長するとはどんなふうになることなのでしょうか。
 神様に対する姿勢、行動としては、以下のようなものがあげられるでしょう。

 ・謙遜になる。
   神様が、私たち一人ひとりを造ってくださいました。そして限りない愛を持って、愛してくださっています。また私たちが快適に生きられるように環境を整え、維持してくださっています。さらに、私たちが、幸福になれるようにすばらしい計画を準備してくださっています。
   このような神様の愛を知れば知るほど、感謝の思いが深くなりますし、神様が用意してくださったすばらしい計画に沿って生きていきたいと思うようになります。
   神様に対して傲慢になって、神様を無視するのではなくて、神様の声や導きに耳を傾け、従おうとするようになります。

 ・絆が強くなる。
   私たちは、神様がすばらしい計画を用意してくださっていると聞いても、なかなか信じられないし、素直に従えないものです。ですが、神様の導きに従い始めてみると、神様からの恵みを体験するようになっていきます。神様に従えば、本当に幸せになっていくということを体験していくと、神様のことが、だんだんと信頼できるようになっていきます。そうなるともっとしっかり、もっと大胆に従えるようになっていきます。これがクリスチャンとしての信仰の成長です。

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