在宅医療のレベルを上げるために、超音波検査はかなり有力な武器になります。
在宅ではX線単純写真もCTもMRIもとれません。
ふだんの家庭での診療では、自分の中にある、なけなしの医学知識をハイスピードで検索しつつ、自分の五感を駆使して、正しい現状把握や診断にたどり着こうとするわけです。使う道具と言えば、せいぜい聴診器ぐらいで、苦戦が確実なゲリラ戦のような様相です。
私は、病院に勤務していた頃に超音波検査を時々やっていて、腹部エコーについては日常診療に最低限必要なレベル程度はできます。あと、内頸静脈から中心静脈カテーテルを入れる際にエコーガイド下でやっています。
在宅医療でも、エコーぐらいはないと話にならないと思って、こひつじクリニックを始める時にこんなエコーの機械を買いました。
コニカミノルタの SONIMAGE P3 です。
けっこう使える機械で、重宝しています。
この機械をさらに日常的に活用すべく、エコーのできる技師さんに来ていただいて、患者さんのお宅を回って検査をしていただきたいと思っています。
月に1回か2回、終日または半日で、できれば定期的に来ていただきたいと思っています。
腹部、心臓、乳腺、甲状腺、血管、その他、お持ちのスキルに応じて活躍していただけると思います。
お給料やその他の条件については、相談して決めていきましょう。
どうぞお気軽に yasushikomatsu@yahoo.co.jp までお問い合わせください。
コメント