報告が遅くなりましたが、2019年3月30日に開催された第2回なにわ淀川フルマラソンで走ってきました。
前日の体重は 64.2kg。もうちょっと減らしたほうが良かったのかも知れませんが、あまり減りませんでした。
約4か月ぶりのマラソンで、最近あまり走れていないので、今回は記録は狙わないつもりでした。
<今回は途中までペースメーカーについて走りました。>
今回は、走っていたら 4km 地点ぐらいのところで5時間のペースメーカーの走者に追いつきました。最後まで、このペースメーカーについて走れたら、5時間の記録が出せるのです。
私の自己記録は5時間53分0秒なので、最後までペースメーカーについて走り切るなんてことは、まず不可能なことなのですが、せっかくペースメーカー走者が目の前に現れてくれたのですから、今日はついていけるところまで、ペースメーカーについていくことにしました。
私は、いつものマラソンの時には、給水のところで立ち止まって、水やスポーツドリンクを飲みます。上級者のように、走りながら飲もうとすると、たくさんこぼすし、上手に飲み込めなくてむせたりするし、あまりうまくいかないのです。
でも、この日はいけるところまでペースメーカーについていくことにしてたので、ゆっくり立ち止まって、飲んでいるわけにはいきません。そんなことをしていたら、置いていかれて追いつけなくなってしまいますから。
しばらくは良かったのですが、ペースメーカーについて走っていると、水分はあまりとれないし、給水のところに置いてあるお菓子もほとんど食べられないし、だんだんつらくなってきました。
15km の地点での給水のところでは、しっかり立ち止まって、食べたり飲んだりしました。自分の走るペースも少し落ちてきたこともあって、ここからはどんどんペースメーカーから離れてしまいました。
ペースメーカーがいた方が、いい記録が出せる人もいるのでしょうが、どうも私はそんなタイプではないようです。
<私は人に合わせるのが好きではありません。>
人生のいろいろな状況、場面で、私はもともと人に合わせるのが好きではありませんでした。
どんなことでも、自分のペースでやろうとします。
人に合わせるよりも、その方が良い結果に結びつくのです。
医学部の学生時代にはこんなことがありました。
医学部を卒業したら、医師国家試験を受けるのですが、6年生になると、その国家試験対策のための勉強会が、よく行われていました。気の合う学生が数人集まって、いっしょに勉強をするのです。私も1〜2回ぐらい、そんな勉強会に参加しましたが、自分には合っていないと思って、参加するのをやめました。私にとっては、そんな勉強会に出ても、それで自分の試験の成績が上がるようにはとても思えなかったのです。能率が悪いと言うか、ピントがずれていると言うか。やっぱり、勉強というものは一人でするものだなと思い至りました。
マラソンで走りながら、こんなことを思い出し、考えていました。
マラソンでも、自分の走るペースを人任せにするのではなく、ペースを上げるにしても、下げるにしても、自分で、自分の体と相談して決めるのが、私にとってはいいようです。
今回のマラソンでは、走りながら、自分の生き方、ポリシーについて再確認することができました。
<どら焼きパワー>
今回のマラソンでは、もう一つ特筆すべきことがありました。
37km の給水のところで、どら焼きが置いてあったのですが、それを食べたら、一気に体力が回復したのです。それまでは 1km あたり10〜12分ぐらいのスローペースで走っていたのですが、どら焼きパワーでその後はゴールまで 1km あたり7〜9分ぐらいで走れてしまったのです。別にど根性でラストスパートをかけたわけではなく、そんなに無理なくペースが上がったのです。
自分でも不思議でした。
「自分って、けっこう走れるやん」と自分を見直してあげました。
<筋肉痛が軽くなってきた。>
私は2014年にマラソンを始めたのですが、走るとひどい筋肉痛になっていました。マラソンが終わって、家に帰ろうとしても、筋肉痛がひどくて普通に歩けないのです。時速 2km かそれ以下のスピードでしか歩けないようになりました。
でも、昨年ぐらいから、筋肉痛がかなり軽くなってきました。
マラソンで走るたびに、だんだんと筋肉が強くなってきて、スタミナも向上しているのかなと思っています。
今回のゼッケンです。
15km まではがんばってペースメーカーについて走っていたのですが、その後大きくペースが落ちてしましました。でも 37km で食べたどら焼きによってペースが回復し、無事に完走できました。
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