私は変わり者です。(その4)

<変わり者は経営者に向いている  変わり者クリスチャンの私が開業をして>

 今日は、(その3)からの続きです。

 もともとは開業するつもりはなかったのに、どういうきっかけだったか徳洲会に勤務している時から、私はお金のことを勉強したりしていました。
 また、開業を決意する前後から「経営者マインド」についてもいろいろと勉強しました。

 開業するということは、雇われる側から雇う側へと立場が変わることです。いろいろな点で考え方、行動のしかたが正反対になりました。

 お金に対する考え方も、大きく変わりました。

 お金というものは、それ自体は良い物でも悪い物でもなく、単なる道具であるということ。
 たくさん稼ぐのは悪いことではなく、稼いだお金をどのように使うかということが重要であること。
 良い仕事、人々の役に立つ、喜ばれる仕事をするならば、儲かるのは当然であって、それは神様からの祝福でもあることなどを知りました。

 たくさん稼いで、自分のために使うのではなく、たくさんの患者さん、特に経済的にあまり余裕のない方のために使っていきたいと思うようになりました。
 また、開業した以上は、事業の継続のために、また、職員を養うために、しっかり儲ける必要があります。
 競争相手もあります。
 常に自分を振り返り、サービスの内容を見直して、改善、改良を続けていく必要があります。
 常に考え、常に変化し、常に行動していく必要があるということです。

 患者さんやサービスの利用者さんに同業他社ではなく自分を選んでもらう必要があります。
 同業他社と自分の違いを目立たせていかなければなりません。
 起業当初は、とにかく目立ってなんぼやということです。

 常識的な行動からは常識的な結果しか得られないとも考えていましたので、常識を疑って、あえて常識ではやらないようなやり方をしてきたとも思います。

 このようなわけで、経営者として、成功するためには、変わり者であるほうがいいのではないかと思っています。
 人と違うことをして、目立って、常識にとらわれない自由な発想で、自分に与えられたビジョンに向かって進んでいくのです。

 私の場合はクリスチャンなので、人間の常識にとらわれず、神様の導きに素直に従っていきたいと思っています。そうすれば、神様が素晴らしいところまで連れて行ってくださると確信しています。
 特に、イエス様のクリニックということで、「こひつじクリニック」という名前をつけたのですから、神様がご自身の名誉にかけて、この事業を素晴らしく導き、用いてくださると勝手に信じています。

 世の変わり者の皆さんに申し上げます。
 変わり者は、起業して、成功する可能性が、そうでない場合よりも高いのではないかと思います。
 起業や開業を積極的に考えられた方がいいのではないかとお勧めします。

 変わり者の自由な発想、大胆で積極的な行動によって、世の中は変わっていくのではないかとも思います。
 変わり者には、そういう大きい役割が与えられているのかも知れません。

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