今日は、札幌市のK.A.さん(81歳男性)の名古屋市までの転院に同行しました。
 朝早かったので、昨日の最終の便で北海道入りしました。
 新千歳空港です。乗ってきた飛行機です。
 いきなり吹雪でした。
 札幌に住んでいる息子のところで一泊しました。
 朝、K.A.さんの入院しておられる札幌市内の病院に行きました。
 今日もけっこう雪が降っていました。
 病院の窓からとった写真です。建物の屋根に 10-20cm ぐらい雪が積もっているように見えます。
 雪のために新千歳空港までの高速道路は通行止めになっていました。
 飛行機がちゃんと飛ぶのか不安になりました。
 ネットで調べると普通に飛んでるようだったので、大丈夫なんだろうと信じることにしました。
 患者様、奥様、長女様、次女様、小松の5人での移動でした。
9:10 に病院を出発し、この福祉タクシーで新千歳空港まで移動しました。
 高速道路が不通だったので、一般道路で移動しました。
 普通に走ったら間に合わないかも知れなかったので、運転手さんがプロの技で雪道を疾走してくれました。1時間45分ぐらいで着きました。
 新千歳空港に着いたところです。
 搭乗直前の待合室です。
 患者様は車の中ではストレッチャー、車の外ではリクライニング車いすでの移動でした。
 約2時間の空路、約1時間の陸路での移動ののち、
 無事に名古屋市の病院に着きました。
 今回の転院は、札幌にお住まいだったK.A.さんが、療養が長くなりそうだったので、娘さんのお住まいの名古屋市の病院に転院されることになったものです。
 お体が少し弱っておられて、精神的にも不安定になるかも知れないとのことで、当クリニックに同行依頼がありました。
 移動途中にお薬を2回ほど飲んでいただきました。約7時間の長時間の移動ではありましたが、移動は思いのほか順調で、ユーモアのある方でよく笑顔も見られました。
 今回使用した薬はジアゼパムです。
 乗り物酔い対策にもなりますし、移動による疲労感、倦怠感を和らげる作用も期待できます。
 結局 5mg の錠剤を2回内服していただいたのですが、それで眠り込んでしまうことはなく、終始、精神的に穏やかな状態で、移動を完了することができました。
 あとで娘さんからメールをいただきました。
「
こんばんは。
今日は、本当にありがとうございました。
今日は、本当にありがとうございました。
安定剤を処方していただいたおかげで、
全く暴れる様子もなく、
落ち着いていて、旅行を楽しんでいるかのようにでした。
父がご機嫌で帽子をかぶったり、
奇跡のような一日でした。
おかげさまで、北海道から愛知県に無事に移動することが出来ました。
先生に助けていただかなければ、
無理でした。
これで、これからは毎日、両親に会うことが出来ます。
看病も出来ます。
本当にありがとうございました。
」
 お役に立てたようでうれしいです。
      
  
  
  
  





コメント
>>1
ありがとうございます。
ぼちぼちがんばってます。
先生、ありがとう。先生だからできた事。そして日々のご活躍応援しています。
>>3
ありがとうございます。
少しずつ依頼が増えてきました。
これからもがんばります。