教会の中の人間関係で傷つけられないために(その13)

<父なる神様のイメージは自分の実の父親との関係から強く影響を受ける。>

 クリスチャンが、父なる神様に対して持つイメージは、実の父親がどんな人だったか、また、実の父親との関係がどうであったかに強く影響を受けるそうです。

 自分の実の父親が、厳しい人であったのなら、その人は無意識に神様とは厳しい方であると考えるようになるということです。
 父親が、人の言うことに対して、耳を傾けない、頑固な人であったなら、無意識に神様もそういう存在と考えてしまうのです。

 みなさんの実の父親はどんな人ですか。
 そして、みなさんは神様はどんな方だと考えておられるでしょうか。

 私の父親は、わりと厳しい人でした。
 自分の考えをこどもに押し付け、こどもの言うことには耳を貸さない人でした。商売人でしたので、外づらは良かったのですが、妻(私の母)に対しても、自分のこどもに対しても厳しく当たる人でした。
 私も、当初、神様とはそういう理不尽な厳格さを持つ存在と思っていました。間違いは赦さない、罪人は必ず罰するみたいな感じで思っていました。自分が関わりを持つことのできない、遠い存在と思っていました。

 ですが、信仰生活を続けているうちに少しずつ変わってきました。

 神様は、私をそのままの状態で、愛して、受け入れてくださる方だとわかるようになりました。
ささげる喜び〜〜劣等感からの開放〜〜

 いつも寄り添って導いてくださる方だとわかりました。
私はカーナビが好きです。

 ネコを飼うようになって、さらに神様に対するイメージが変わりました。
 自分になつかない、自分勝手なマイペースなネコでも、飼い主にとっては、とてもかわいい、家族の一員です。私にとって3匹いるネコさんたちは本当に大切な存在です。そのように、どうしようもない罪人の私に対しても、神様は、「かわいくてかわいくてしかたがない」ぐらいの感じで見ていてくださるんだと、思えるようになりました。
あなたはイヌ派、ネコ派? ネコと人間の似ているところ

 神様に対するイメージによって、信仰生活は全然違ったものになると思います。
 みなさんも、神様に対するイメージについて、ぜひ一度チェックされたらいかがでしょうか。

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