個々の死亡事例において、コロナワクチンの副反応によって死亡したと断定することは、実際には極めて困難だと思われますが、副反応による死亡が疑われる場合は少なくないようです。私が診療に関わった患者さんの中にも、ワクチン接種後に亡くなられた方がおられました。
コロナワクチンによる死亡について、わかりやすくまとめてある動画を見つけたので、記事にします。CBCニュースによる動画です。
この動画の要点
2021年9月2日の時点で、
コロナワクチンを1回以上接種した人は 7239万2138人
新型コロナワクチン接種後の死者数 1093人(2021年2月〜8月20日)
ただし、ワクチン接種と死亡との因果関係は結論づけられない。
参考までに、以前から毎年行われているインフルエンザワクチンの接種後の死者は、
2019年10月〜2020年4月30日において、6人。(推定接種者 5650万人)
現場の医師が、ワクチン接種と死亡に関連があったと報告した事例は、ファイザー製ワクチンで59件あった。
それに対する厚生労働省のコメントは、「現場医師の”ワクチンが原因”という評価は主観的な場合が多い」。
死亡例は詳細に検証されているのかという質問に対する厚生労働省の返答は
「当初は詳しく検証していたが、死亡例が増えた今はできていない。」
でした。
私の感想
ワクチンを接種するか、しないかは、個人の自由です。
ですが、本当に自由な判断をするためには、ワクチン接種によるメリットやデメリットが公平に客観的に事前に示されている必要があるでしょう。
残念ながら、現在のところ、テレビや新聞など、大多数のメディアではこのような公平で客観的な情報提供が行われているとは言い難いと思います。
今回紹介した動画のような、ワクチンのデメリットについてはあまり知らされていないのではないでしょうか。
自分の命や健康を守るためには、マスメディアからの情報をうのみにせず、自分で情報を集めてよく検討することも必要なのでしょう。
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