<まとめ>
ピンピンコロリをテーマとして、このシリーズを書き進めてきました。
ピンピンコロリを望む人は多いのですが、元気だった人が突然亡くなるという、本物のピンピンコロリはあまり起こリません。
また、本物のピンピンコロリは、残される家族にとっては、とてもつらい、迷惑な亡くなり方となることが多いです。
日本人の3分の1はがんで亡くなります。
最近亡くなった樹木希林さんの生き方を思い返してみてください。
自分がやがて死ぬという現実を積極的に受け入れて、無駄にあらがおうとはせずに、残された時間を有意義に使おうとされていました。
彼女は亡くなる直前まで、自分らしく生きることができて、自分らしく人生を全うすることができたのです。
実は、彼女のような生き方は、ピンピンコロリを望む人の理想に近い亡くなり方、人生のしめくくり方なのではないかと思うのです。
誰でも、彼女のように生きることができると思うのです。
皆さんも、自分がどのように人生をしめくくるのがいいかということについて考えてみられてはいかがでしょうか。
がんで亡くなるのは、多くの人が経験することではあるのですが、心の持ちようによっては、意外に悪くないものだということもお伝えしたいと思って、このシリーズを書きました。
(「ピンピンコロリがお望みですか?」 終わり)
コメント