<医療、福祉業界で従事する私たちは、どう生きていくか。(2)>
〜〜弱い人、弱い立場の人を守る。〜〜
2018/12/23 診療、看護、介護に生かす聖書の人間観(その14)
に書きましたが、神様は、弱い人、弱い立場の人の味方です。
弱い立場の人は、苦しんだり、困ったりしていても、自分から声を上げることもできません。
でも、それらの方の心の叫びを神様はしっかり聞いておられます。
私たちは、日々の業務の中で、そのような弱い立場の人と頻繁に出会います。
弱い立場の人の、困っていること、苦しんでいること、つらいことを知ることのできる立場にいるわけです。
神様は、すべての人を愛しておられますが、弱い立場の人については、特に気をかけておられます。
私たちも、弱い立場の人に対しては、特に注意して、積極的に話を聞いたり、問題解決のために考えたり、実際に行動していきましょう。
弱い立場の人を神様が大切にされるように、私たちも大切にしていくなら、神様はそれを喜んでくださいます。
そのような思い、行動を通して、私たちの幸福度も上がり、私たちも次第に成長に導かれるのです。
また、弱い立場の人の周囲にいる人々も、その弱い人を尊重し、その人の人生を大切にする過程を通して、成長していくのです。
同様に地域社会が、弱い立場の人を大切にするなら、その過程を通して、地域社会も成長していきます。
医療、福祉業界のスタッフが、まずは弱い立場の人を大切にして、その次の段階として、地域社会にも働きかけて、ともに弱い立場の人を守っていけたらと思います。
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