「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その15)

<伝えるスキル(1)>

 〜〜伝える際の心がまえ〜〜

 コーチングでは、問題の解決は相手自身が持っていると考えます。
 相手は自分の中に問題の解決方法を持っているのですが、それを自分でも気がついていない、もしくは無意識にか意識的にか封印してしまっていると考えます。
 コーチングでは「聴く」こと「質問する」ことによって、相手からそれを引き出していきます。
 答えは相手が持っているので、コーチングでは相手に教えたり、アドバイスしたりすることは原則的にはありません。

 しかし、私たちの日常的なコミュニケーションにおいては、相手にアドバイスをしたり、要望したり、何かを伝えるような場面が頻繁にあります。

 基本は「聴く」こと、「質問する」ことによって、相手の必要を知り、それにかなう情報を伝えることです。

 相手に何かを伝える時にはどのようにするのが効果的でしょうか。
 数回に分けて紹介します。

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