<神の価値観、人間の価値観(9)>
〜〜生きる意味のない人はいない。(5)〜〜
●誰かほかの人に必要とされているから生きる意味がある。
あなたは、自分に価値があると思いますか。
私には何のとりえもないし、誰の役にも立っていない。私なんか生きていてもしょうがないと思いますか。
こんなつらい人生なのに、生きていてどんな意味があるんだと思ったりしますか。
私には何のとりえもないし、誰の役にも立っていない。私なんか生きていてもしょうがないと思いますか。
こんなつらい人生なのに、生きていてどんな意味があるんだと思ったりしますか。
もしあなたがそんなふうに思っていたとしても、世の中には、あなたを必要としている人がいるのです。
私たちはみんな、ほかの誰かから必要とされているのです。
誰かが、あなたからの直接的な愛、助け、共感、励まし、慰め、教え、援助、導きを必要としています。
あなたでなければ、その人の必要を満たせないという誰かが、必ずいるのです。
あなたが行動を起こさなければ、その人の必要はいつまでも満たされない。そういうことがあるのです。
もしあなたが、つらい人生を歩んでいたとしても、あなたのその経験が、同様の経験をしているほかの誰かの助けや力となります。
あなたの苦難や失敗でさえも、誰かにとっては、貴重な知恵、生きる力になるのです。
あなたには、あなたのことを必要としている誰かが必ずいます。それが身近な人なのか、遠くにいる人なのかはわかりません。でも、その人にとってあなたは必要な人なのです。
だから、どんな状況であっても、私たちには生きる意味があるのです。
2019/1/9 「診療、看護、介護に生かす聖書の人間観」シリーズ 目次
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