今日は、昨日の記事「毎日が大吉です。(その2)」の続きです。
<神様はすべてを益としてくださる。>
聖書の中にこんな一節があります。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ人への手紙8章28節)
毎日いろいろなことが、私たちの周りで起こります。良いと思えることも起これば、悪いと思えることも起こります。ラッキーと思えることもあれば、不幸なこと、つらいこと、苦しいこと、悲しいことも起こるでしょう。
私たちは、不幸なこと、つらいこと、苦しいこと、悲しいことを避けて通りたいと思います。不幸なできごとが、私たちの役に立つようになるなんて、とても考えられません。
でも驚くべきことに、神様はこれら、私たちにとってマイナスとしか思えないことでも益(えき)、すなわち私たちにとっての良いことにしてくださるというのです。
さらに、私の経験から言えることなのですが、私の能力や努力が足りなくて失敗したような時でさえ、また、弱さのために罪を犯してしまったような時でさえ、神様はそれを益に変えてくださるのです。
私たちは神様の立ててくださっている計画の具体的な内容を前もって知ることはできません。ですが、いろいろなできごとが終わってしばらくたってから振り返ってみると、神様がいかに私たちにはたらきかけて、不幸なできごと、失敗、罪などをさえ、益に変えてくださったかわかることがあります。
神様の計画はあまりにも深く、あまりにも多くの人をまきこむ広いものであるので、その全貌を知ることはできません。でも、部分的ではありますが、神様のみわざを知ることはできるのです。
この記事を読んでくださっている方も、過去を振り返って見た時に、過去のつらかったできごとが、現在の自分の益になっているということに気付くことができるかも知れません。これは神様のしわざだとしか思えない絶妙ななりゆきに気がつくかも知れません。
神様が、不幸なできごと、つらい、悲しい、苦しいできごとでも、あとでプラスに変えてくださるのだということがわかれば、現在、目の前で起こっているつらいこと、悲しいことに対する心の姿勢が変わってきます。純粋に苦しみ、悲しむのではなく、その奥に隠れている希望を感じることができるようになります。神様がすばらしいことをしてくださると、期待して、待つことができるようになります。
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