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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その12)

<質問するスキル(4)> 〜〜肯定型質問〜〜 否定型の質問はこのようなものです。 「どうしてうまくいかなかったのですか?」 「なぜその問題が解決できなかったのか?」 「なぜできないと思うのか?」 これらを肯定型に言い換えるとこうなります。 ...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その11)

<質問するスキル(3)> 〜〜未来型質問〜〜 未来型質問とは、未来に焦点を当てて質問したものです。 例えば、 「次に何ができそうですか?」 「明日から、どうしようと考えますか?」 「これから、どんなふうになっていきたいと思いますか?」 「ど...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その10)

<質問するスキル(2)> 〜〜オープン型質問〜〜 クローズ型質問は「はい」「いいえ」で答えが終了してしまうものを言います。 それに対して、オープン型質問とは「はい」「いいえ」では答えられないものです。 ●クローズ型質問の例 「その後、変わり...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その9)

<質問するスキル(1)> 〜〜質問する意義〜〜 聴くスキルが終わったので、次は質問するスキルです。 聴き手が上手に聴いてくれると、話し手は自分の思い、悲しみ、つらさ、問題などを十分に言語化して、表に出すことができます。 これだけでも、話し手...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その8)

<聴くスキル(3)> 〜〜オウム返し〜〜 これは、相手の言葉を繰り返すことです。 たとえば、相手が「今日、とてもうれしいことがありました。」と話してきたら、「うれしいことがあったのですね。」と繰り返します。 「頭が割れるように痛みます。」と...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その7)

<聴くスキル(2)> 〜〜相づち(あいづち)と頷き(うなずき)〜〜 なんでもないことのようですが、コーチングでは相づちと頷きを意識して行うことを勧めています。 相手の話を、ゼロポジションで聴きながら、相手の雰囲気にペーシングしながら、アイコ...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その6)

<聴くスキル(1)> 〜〜ゼロポジション〜〜 コーチングはアメリカで生まれたものなので、いろいろな用語が英語になっています。 ゼロポジションとは、ゼロの状態、何もない状態、まったく中立な状態という感じだと思います。 ゼロポジションを実現する...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その5)

<メディカル・サポート・コーチングの3大コアスキル> (1)聴く 良いコミュニケーションのためには、まず相手の話をよく聞くことが大切です。 (2)質問する 相手自身すら気づいていない思いや整理できていない考えを引き出していくことが目的です。...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その4)

<ペーシング> これは、自分を相手に合わせることです。 相手の雰囲気、話すスピード、声の大きさ、トーン、身振り、言葉遣いなどに、自分をできるだけ合わせるのです。 もし、相手が悲しそうにしゃべっているのだったら、自分も相手に合わせて悲しそうな...
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「メディカル・サポート・コーチング入門」から(その3)

<アイスブレイキング> 出会い頭の緊張状態をほぐして、話をしやすくするために、アイスブレイキングというスキルがあります。 文字通り、緊張という氷を溶かすためのスキルです。 まず、笑顔で挨拶をします。 このことは、「私はあなたを歓迎しています...